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奥山佳恵さんの次男の卒園式に兄弟が参加できなかったそうです。
ダウン症のある奥山佳恵さんの次男の美良生(みらい)くんは、この春、小学校の普通級に進学する予定です。
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さて奥山佳恵さんのブログによると、卒園式の前夜に担任から「卒園児の兄弟は年齢を問わず一切、式に参加できません」と電話があったそうです。
卒園児の兄弟が参加できるだけのスペースが確保できないことが理由とのことです。
園長先生が判断されたそうです。
1.前夜に電話連絡はどうか
卒園児の兄弟も参加させるつもりでいた方も多いのではないでしょうか。
突然、前夜に電話があっても兄弟の預け先を探すのは大変です。
そして奥山佳恵さんのように当然参加できると思っていた方も多かったのではないかと思います。
園長先生も、このような影響があることは想像していなかったのでしょう。
スペースの確保が難しいのであれば、前もって説明するべきだったのではないでしょうか。
ニュースでは賛否両論と報じています。
賛成する意見もあれば、否定する意見もあります。
しかし、賛否両論が出て大騒ぎになること自体が問題です。
ニュースではなぜ前夜になって園長先生の判断で連絡させたのかよく分かりません。
思いつきだったのか、周知が漏れていたのか。
どちらにせよ幼稚園側が準備不足だったと言わざるを得ないでしょう。
2.卒園児の兄弟を参加させることの是非
奥山佳恵さんのブログでは、兄弟児を排除する幼稚園の在り方について意見を述べられています。
この件についてネット上では、じっとしていられない卒園児の兄弟を参加させるのは疑問がある方がいるようです。
奥山佳恵さんの意見ももっともな意見であり、兄弟を参加させることに対する疑問ももっともな意見です。
どちらが正しいかどうかはケースバイケースであると思います。
しかし、今回のケースは兄弟がじっとしていられないことは問題にしていません。
スペースがないことが問題です。
奥山佳恵さんは、体育館が使えるのではないかと述べています。
このような意見が出ることを想定していなかったとは思いますが、幼稚園は前もって参加者の条件を知らせるべきであったと思います。
前もって参加者の条件を伝えていれば、これほど大きな話にはならなかったでしょう。
参加者の条件に疑問があっても十分、話し合えたのではないかと思います。