毎日新聞社、RKB毎日放送主催で「第22期九州文化塾」が4月7日にアクロス福岡(福岡県福岡市中央区天神1丁目1番1号)で開講しました。
第1回目は、ダウン症書家の金澤翔子さんと母の泰子さんの講演でした。
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講演のテーマは「共に生きる」です。
私は講演を聞いていませんが、この講演の中で「障がいはマイナスではない。とても尊いもの」と語ったそうです。
どのような内容かは知りませんが、「障がいはマイナスではない。とても尊いもの」という言葉から思ったことについて述べます。
障がいはマイナスではない
ダウン症のある方は、生まれたときからダウン症です。
健常者から見れば、知的障がいなどの合併症があるダウン症者は、マイナスに見えるかも知れません。
ダウン症のある方からしてみれば、はじめからダウン症であった訳ですから生まれたときは、マイナスでもプラスでもなく0の状態です。
健常児よりも成長はゆっくりでも、確実に歩けるようになり、言葉も喋れるようになります。
成長している訳ですから、これらは全てプラスの要素です。
そのため、ダウン症はマイナスではありません。
マイナスのイメージは、健常者の価値観が作り出したものであると言えます。
尊いもの
障がいがあろうとなかろうと命の重さは同じです。
全ての人の命は尊いのです。
決して優劣がある訳ではありません。