以下の記事にも書きましたが、痰を含まない空咳が多いため、総合病院で検査をしました。
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過敏性肺炎が疑わしいということでした。
過敏性肺炎とは、粉塵や化学物質を繰り返し吸い込むことで起こるアレルギー性肺炎のことです。
過敏性肺炎かどうか確かめるため、先々週、苦しいと言われる肺に生理食塩水を入れる気管支鏡検査を行いました。
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そして今日、病院に検査結果を聞きに行きました。
検査結果は次の通りです。
肺のCTスキャン
びまん性(※)あり。(問題あり)
※肺の画像がすりガラス状に見えること。
間質性肺炎、過敏性肺炎の場合、びまん性となるようですが、画像だけではどちらかは分からないそうです。
なお、3月30日のCTスキャン画像に比べて、4月6日のCTスキャン画像を見た場合、改善されているとのこと。
エアコンを止めたことが原因かもしれません。
気管支鏡検査によるリンパ球(lymph)検査
基準値18%から49%に対して86%あり。(問題あり)
免疫反応を調べる検査結果ということです。血液の病気がある場合、増加するらしいです。(白血病、百日咳、伝染性単核球症など)
トリコスポロン検査
検査結果は、「陰性」でした。(問題なし)
トリコスポロンという菌を吸い込むことで発症する「夏型過敏性肺炎」の場合、「陽性」となるようです。
crp 炎症反応検査
基準値は、1~3ということですが、検査結果は、2.48でした。(問題なし)
シアル化糖鎖抗原KL-6
基準値は499以下ですが、検査結果は、733ありました。(問題あり)
この値が高い場合は、間質性肺炎、過敏性肺炎が疑われます。
その他の検査
- 抗SS-A/Ro抗体 1.0未満(問題なし)
- 抗SS-B/Lo抗体 1.0未満(問題なし)
- リュウマチ因子 3以下(問題なし)
- PR3-ANCA 1.0未満(問題なし)
- 抗核抗体ANA 40(問題なし)
- CH50 高いが気になる値ではない(問題なし)
結果
過敏性肺炎が怪しいが、正常値が多く診断できないということでした。
恐れていた間質性肺炎については、陰性でした。
経過観察ということで、6月に再検査となりました。
もし、症状が悪くなった場合は、ステロイド投入となるようです。
今、疑われているのは、エアコンです。
先週、クリーニングしてもらいました。