アメリカでは、毎年、100万人の移民が合法的に入国しています。
最近は、中南米系、アジア系の移民が急増しているそうです。
白人の人口に占める割合は、1960年では85%でしたが、2050年には50%を切ると言われています。
社会の多数派を失うことを恐れている白人、特に労働者階級の人たちがトランプ氏を支持し、その結果、トランプ氏が大統領になることが出来ました。
それだけではないと思いますが、そういった白人たちの危機感が大きな要因であると考えられます。
ちなみに妻はアメリカに知人が多いのですが、全ての人たちはトランプ大統領を支持していないそうです。
知識階級の人たちは、どうもトランプ大統領を支持していないようです。
ところでメキシコの国境付近では、不法滞在者が1000万人いると言われています。
その彼らがアメリカの社会に負担を与えていると考えている人たちが多いようです。
このような背景から、トランプ大統領は、メキシコ国境付近に巨大な壁を築こうとしました。
また、メキシコの国境付近で不法移民を逮捕し、親と子を引き離す措置をトランプ大統領はとりました。
隔離された収容所にいる子供たちは、泣き声で溢れているそうです。
中には、ダウン症児もいるということです。
現在、2000人を超える子供たちが収容所に入れられています。
これは、かなり批判されたようで親子の引き離しはしないようにする大統領令が突然、6月20日に出されました。
それでも、不法移民を逮捕する施策自体は、撤回していません。
この問題はまだまだ続きそうです。