「こころのチキンスープ」は、ジャック・キャンフィールドとマーク・V・ハンセンの二人による著書です。
この書籍は、多くの講演の中から優れたものをまとめたものです。
数多くの疲れた心を癒すエッセイが載っています。
読んでいるととても心地よいものを感じます。
とても癒される本です。
チキンスープの由来ですが欧米では、風邪を引いたり、具合が悪くなったとき、お母さん、おばあさんがチキンスープを作るそうです。
この書籍は、チキンスープが体を癒すように人々を癒すことが出来ればいいと言う思いから、タイトルを「チキンスープ」にしたそうです。
この書籍の中のエッセイ「子どもは大人の鏡」がとても心に響きましたのでご紹介します。
書かれていた詩を幾つか書き記します。
子どもは、批判されて育つと人を責めることを学ぶ
子どもは、憎しみの中で育つと人と争うことを学ぶ
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子どもは、正直さと公平さを見て育つと真実と正義を学ぶ
子どもは、励まされて育つと自信を持つようになる。
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引用 「こころのチキンスープ愛の奇跡の物語(子どもは大人の鏡)」より
この詩は、ドロシー・L・ノルテさんが書かれたものです。
詩を読んだのは、「こころのチキンスープ愛の奇跡の物語」においてですが、ドロシー・L・ノルテさんの著書「子どもが育つ魔法の言葉」にも載っています。
この本を読んで思うことは、親である私たちが普段、どのような態度をしているかを子どもは見ており、良くも悪くも学んでいるということです。
この詩には書かれていませんが、人に対して差別、偏見がある親を持つ子供は、同じように差別、偏見を持つのではないでしょうか。
子どもは、親の鏡と言われます。
全てがそうではないと思いますが、親の影響は大きいと思います。
障がい者差別、人種差別、その他の差別の意識は、親から子へ受け継がれていくのではないかと考えています。
ちょっとしたテレビを見た時の親のコメントなど子どもは聞いています。
その一言は、子どもの記憶に深く根付いていくのです。
だからこそ、親は常に子どもの見本として行動する必要があります。
私自身、見本となるように努めていきたいと思います。