ダウン症のある早希ちゃんのお兄ちゃんは、現在、13歳です。
中学二年生です。
以前、うちの長男は、「早希ちゃんは、他の子にはないものを背負ってるから」と言ったことがありました。
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長男は、早希ちゃんを特別な存在と思っているようです。
だから早希ちゃんなら、いろんなことが許されると思っているのでしょう。
学校でのことですが、こんなこともありました。
クラスで欠席することが多い子がいますが、長男はいつもその子について気にかけているようです。
長男自身、いじめっ子よりはいじめられる方の立場になるタイプです。
そのため、より弱い子の気持ちが分かるようです。
欠席が多い子は、長男が同じ趣味のゲームの話などでよく声を掛けているそうです。
他の子はあまり声は掛けていないようです。
そういったところを先生が見ていたのか、席替えで欠席が多い子の近くに長男の席を持ってきたようです。
うちの長男は、人の痛みが分かる人間のようです。
これはとても大切なことであると思います。
いくら学校の成績が良くても、人の痛みが分からない人は、人を痛めつけたりするため、人から信頼されることはないでしょう。
尊敬されることもないでしょう。
うちの長男には、人から信頼される人、尊敬される人になって欲しいと思います。
私は成績よりも人として大切なことであると思います。