LITALICO発達ナビにとても参考になることが書かれていました。
特別支援教育は、障がい児のための教育と思われがちですが、実は障がいがあるかないかに限らず、全ての子供たちに必要なものであるということです。
LITALICOの記事 ポイントはシンプル・見える化・飽きさせない!どんな子にもわかりやすい、特別支援教育のくふう
目から鱗が落ちたようにとても納得する内容でした。
例えば、こうです。
発達障がいの中には、音に敏感な子がいます。
例えば、家族でファミリーレストランに行ったとします。
家族で会話している際、他の子たちは、会話に集中できますが、音に敏感な子は周りの音も拾ってしまうため、会話に集中することができません。
このことは、障がい児だからと思いがちです。
先のLITALICOの記事によると健常児の場合も、他の音が気になってしまうことがあるそうです。
例えば、保育園の授業で隣のクラスから歌い声が聞こえると、こちらのクラスの子たちも歌を歌ってしまい授業にならなかったことがあったそうです。
この場合、隣のクラスが静かな授業をしているときは、静かな授業するなど工夫が必要と述べています。
私たちの周りには、多くの情報が溢れています。
障がいがあるかないかに関わらず、私たちは、その情報の中から必要なものだけを取り出さなくてはなりません。
障がいがある子は、それが少し苦手なだけであり、健常児でも必要な情報だけを取り出すのには、余計なエネルギーを使ってしまいます。
学校の授業でも、家庭でも勉強などに集中したい場合、テレビの音を消すなど不必要な情報が入ってくないような工夫が必要です。