私がこのブログを運営して三年目となりますが、悪意があるコメントをもらったことはほとんどありません。
全く無いわけではありませんが、三年間で数件だけです。
一見、世の中の人たちは、良心的な人だけのように見えます。
しかし、他の人たちのブログを見ているとそうではないことがわかります。
対外的には「私はダウン症に偏見はありません。ダウン症に理解があります」という振る舞い方をしています。
しかし、心の中では、偏見を持っている人は多いようです。
偏見という自覚があるからこそ、偏見は世の中的にはいけないことであるという自覚があるからこそ、対外的には、そのような振る舞い方をしているのです。
この偏見はいけないことという自覚があるからこそ、悪意のあるコメントがないのだろうと考えています。
外側と内側の顔の違い。
日本人は特に人の目を気にするところがあります。
人からどう思われるか、こんなことをいったら偏見だと思われるということを気にしていると思います。
このようにして本心と違う振る舞いとなるのでしょう。
このブログをご覧になっている人はほとんどダウン症児の親御さん、兄弟の人が多いと思います。
そのため、偏見を目にすることはありません。
でもブログという匿名の世界では、本心が語られることが多々あります。
そういうブログは自ら見ることはあまりありませんが、たまに見てしまうと心が痛みます。
正直に自分は偽善者であると明言している人もいます。
自分に正直ではあると思いますが、見ていてあまりいい気分はしません。