「ダウン症をもった子供の発達が遅いのは私のせい?」
ネット上でこのような内容の記事を見ました。
「子供の発達が遅いのは私のせい?」と思っている母親は多いのではないでしょうか。
健常児でも親が思う通りには成長しません。
ダウン症児の場合、成長はゆっくりです。
個人差もあります。
他のダウン症児と比較してしまい、発達が遅れている自分たちの子供を見ては、何がいけないんだろうと自分を責めてしまいます。
他の子は、喋っているのにどうして私たちの子供は喋れないんだろう。
どうしてオムツが取れないんだろう。
どうしたらいいんだろう。
そんなことを毎日、悶々と考え、悩んでしまいます。
関連記事 発達が良いダウン症児を見て落ち込み、自分を責めてしまう
父親よりもいつも一緒にいる母親の方が強く感じると思います。
知育、療育について良い方法がないかといろいろ探して試してみますが、なかなか効果が出ません。
でもマイペースですが、子どもは少しずつ成長しています。
11歳になる私たちの娘は、まだ喋ることはできません。
喋るという機能のどこかに問題があって喋ることができないのだと思います。
でも娘は娘なりに喋れない代わりにiPadのアプリをつかってコミュニケーションを取ろうとしています。
関連記事 早希ちゃんとのコミュニケーションが少し進歩!iPadで!
(このブログでは何度も紹介していますが本当に効果が出ていたので再度、リンクを貼ります)
ダウン症児の成長と健常児の成長は少し違うのかもしれません。
出来ないことは、いつまでたってもできませんが、工夫をすることで別の方法を使って成長することもあるのだと最近は思うようになりました。
生まれつき足が不自由な人は、歩けるようになるかというと歩くことは難しいでしょう。
しかし、車椅子を使うことでどこでも行くことができるようになります。
そういうことと同じではないかと思います。
私は、娘の成長は無理せずに成長してくれればよいと思います。
最近は、少しの成長にも家族全員で喜び、娘を褒めてあげています。
そういうとき娘はとても喜んでいます。
そして娘が楽しければ今のままでも良いのだと。
無理をせずにマイペースで成長していく、これでいいのだろうと考えています。
無理をして療育しても、子供に負担がかかり逆効果の場合もあります。
成長が目的ではなく、娘、早希ちゃんが楽しく日々を過ごせればいいのですから。