以前、特別児童扶養手当金が下げられた記事を書きました。
今まで1級だったのが突然、2級に下げられた件です。
原因が分かりましたのでお伝えしたいと思います。
落とし穴のような罠があります。
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妻が特別児童扶養手当が1級から2級に下げられた理由が分からないため、東京都心身障害者福祉センターに電話してみました。
理由は、はっきり分かりました。
特別児童扶養手当の級は、次の2つの書類をもとに決められます。(東京都の場合)
- ①医師の診断書
- ②愛の手帳
1級になるための条件は、
医師の診断書では、IQが35以下であること
愛の手帳が2級以上であること
です。
①②の二つがある場合は、愛の手帳が優先されます。
早希ちゃんの場合、愛の手帳上、2級だったため、今まで特別児童扶養手当は1級でした。
しかしです。
ここから罠について説明します。
愛の手帳自体、更新期限はないのですが、特別児童扶養手当の審査上、2年以上更新されていないものは使えないのです。
早希ちゃんの愛の手帳を最後に更新したのは、2年以上前でした。
つまり①の診断書のみで審査されることになります。
そのため、①の診断書で審査されるのですが、実は診断書上、早希ちゃんのIQは42でした。
(かなり前にIQを測定しましたが、今、再測定したらIQは35は下回るのではないかと思います)
その結果、特別児童扶養手当は1級から2級に下げられてしまったのです。
この制度は、市の職員も良く知らないようです。
教訓です。
特に特別児童扶養手当をもらっている方は要注意です。
もらっている方、愛の手帳は、2年毎に更新しましょう。
更新しなくて児童相談所でも申請書類を作るだけでも良いようです。(こちらの方が手続きが簡単なためお勧めです)
詳しくは、児童相談所に聞いてみてください。
今回の問題は、行政の仕組みが縦割りとなっているために起きることです。
何とかしてほしいところです。