(小学校在籍していた頃の写真)
東京都の副籍制度を使って早希ちゃんは、小学校に行きました。
副籍制度とは、東京都の制度です。
特別支援学校の児童が、小学校、中学校に副次的に籍を置き、交流を図るというものです。
副籍には「直接交流」と「間接交流」の2つがあり、早希ちゃんの場合は、「直接交流」で小学校に行って授業に参加しました。
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早希ちゃんが行った小学校は、早希ちゃんが3年生までいた学校です。
そのため、早希ちゃんを知っている生徒もたくさんいます。
ちなみにその小学校で復籍制度を使い、「直接交流」をしたのは早希ちゃんが初めてだそうです。
手紙の交換などを行う「間接交流」はあるようです。
今日は、4年生の普通級のクラスに行き、早希ちゃんの紹介を行いました。
ちゃんと早希ちゃんの机とイスもあります。
教室に入ると「あっ、早希ちゃんだ!」と言った子がいました。
小学校に在籍中、同じクラスだった子です。
そして特別支援学校の特別支援コーディネーターの先生から早希ちゃんの紹介がありました。
紹介では、早希ちゃんは、早希ちゃんのペースでお勉強するため、特別支援学校に行ったこと、言葉が苦手であること、でも本当は言葉は分かっていて、ジェスチャーで自己表現しているんだよとクラスの生徒に教えていました。
早希ちゃんは少し、緊張していたようです。
今日は、紹介のみでしたが、次回から授業に参加するそうです。
校長先生からは、早希ちゃんとの直接交流は、クラスの児童のためにもなるとおっしゃっていました。
帰りに特別支援クラスの生徒からも「あっ、早希ちゃんだ!」と言われました。
早希ちゃんは、有名人のようです。