知的障がい者に対する否定的な感情は仕方ないのでしょうか。
否定的なことを思うのは個人の自由なので言わなければいいのではないかという意見もあると思います。
最近、ネット上でこのようなことを書かれている方を見かけました。
その人の意見としては、否定的な感情を止めることは不可能であり、するべきではないというものです。
日本の憲法では、思想・良心の自由が保障されています。
だからといって否定的な感情を持つことは、常識的に受け入れ難いところです。
この意見に対してとてもよいコメントが書かれていたのでご紹介します。
その方には、ダウン症のある妹がいるそうです。
もし、自分の子どもが妹に対して「気持ち悪い」と言ったら、「そんなことを言ってはダメ」と叱らずに、「そんなことを思ってはだめ」と叱ると書かれていました。
どうも、日本人は、言わなければいいだろうと考えている人は多いと思います。
そのため、言ってはだめとか、心の中に留めておきなさいという言い方をする人が多だろうと思います。
「そんなことを思ってはだめ」という言い方は、とてもよい叱り方だと思います。
もし、似たようなケースがあった場合、私もそのように叱りたいと思います。